今年も残すところ1か月と少しとなり、
冬らしい陽気になって参りましたね。

寒くて朝起きるのがつらい時期でもありますね。

今回は、そんな寒さとは無縁の、
現在夏真っ盛りのオーストラリアから、
現地スタッフのレポートをお届けします。

オーストラリアとクリスマス

すぐそこに2025年の足音が聞こえているまもなく12月。

今年こそは!と誓った新年の目標が、
果たしていくつ達成できたかと
己に問いただす時期でもありますね。

さて12月と言えばクリスマスとホリデー。

ここオーストラリアは「師走」なんてとんでもない。
師は走らずに、よりスピードを落として
のんびり横たわるのが常。

12月に入った途端、
会社も人間もホリデーモードに突入し、
ここから新年1月末までは各所で機能不全が発生する。

会社は開いているけど担当者が居ないなんて当たり前、
このシーズンに焦ってことを進めようとしては
いけないと早い時点で悟った日本人は多いことだろう。

そのオーストラリアのクリスマス、
日本のお正月のように
一年のうちでも最大のビッグイベントだ。

家族が集い、友人と語り合い、
ワイン片手に今年一年の慰労と
新年の目標を語り合う場でもある。

もちろんキリスト教徒にとっては大切な日であり、
どこの教会でもたくさんの人々が祈りをささげる日である。

しかし同時に多国籍国家でもあるから、
単純にこの日をお祝いする人ばかりではない。

クリスマスカードひとつとっても、
出す相手によっては「メリークリスマス」と書かずに
「ハッピーホリデー」と書いたり、

サンタクロースは存在しないと断言してしまう
幼稚園児も当然のことながらたくさんいるわけで、
どこへ行ってもクリスマスソングを耳にする
日本とはやや風情が異なることは間違いない。

それでもやはり、年末にクリスマスやホリデーがあることは、
一年の締めくくりには嬉しいものだ。

一年間突っ走った人も、
来年こそは突っ走ろうと思っている人も、
いったん立ち止まる機会になることは間違い。

これこそ人生を十二分に謳歌する
オーストラリア人の真髄かもしれない。

冬休み・春休みのホームステイは今が準備の時期です。
ご検討中の方はお気軽にご相談ください。