6月に入り、梅雨らしい天気が続いていますね。。
梅雨が終われば暑い夏。体調管理をしっかりしていきましょう!

先日、本棚を整理していたら昔息子が使っていた、
国語の教科書がでてきました。

読んでいて感じるのは、
懐かしい気持ちと流石良い教材だという事です。


その中に【千年の釘にいどむ】というものがありました。

釘職人の話なのですが、日本の先人たちの素晴らしさ、
そして仕事に対する姿勢など、、。

日本には世界最古の木造建築があり、
その建築に使われた釘は今も錆びずにある。

現在の建築の場合、30年もすれば建て替えすることを
想定して考えられているので、釘もその位の程度もので、
そのように加工され、50年もすれば錆びて使えなくなるとのこと。


私は、海外への扉を開く仕事を20年以上しています。

海外へ目を向ければ向ける程、
日本という国について知りたいと思ってきます。


私も海外へ数十カ国行かせてもらいましたが、
それぞれの国の良さは沢山ありますが、
海外から帰国して日本食を食べると、
やっぱり日本っていいな~と感じますし、


海外へでたから感じられる日本の良さも沢山あります。


以前、日本文化(小笠原流)について、
数年学ばせてもらって事がありまして、
その中で先生が日本と海外のモノづくりの違いについて
お話をしてくれた事がありました。


十年前の2013年は遷宮で話題になった伊勢神宮もそうですが、
日本は木の文化です。

一方、海外は、石の文化です。

海外では、大切なモノを頑丈に作ろうとする文化がありました。

ピラミッドも神殿も。。。。

でもいつかは壊れてしまいます。
(世界遺産の修復が大変なのはその部分もありますね)


しかし、日本の先人たちは、本質を見る力がありましたので、
木という有限な素材を、

形あるモノはいつか必ず朽ち果てる。
でも再び作り直す技術を伝えていけば有限が無限になる。

と考えて、何年に一度、宮大工と呼ばれる職人のスペシャリスト達が、
その修復を行い昔のままの建物が無限に続いていく事ができています。

それって凄くないですか!?

話はそれてしまいましたが、
海外へ行くこと、英語が話せるようになることだけが、
海外生活体験での目的ではありません。


海外を知り、普段出会えない人と出会うことで、
自分の価値観や視野、考えかたが広がったり、
今まで当たり前だと思っていたことや、
まったく気にもしなかったことに感謝出来たりと、

自分の世界が広がる事です。


海外への渡航をご案内しておりますが、
是非、日本という国を旅する事もお勧め致します。


きっとあなたの世界は広がると思いますよ!