小林 正也
この記事を書いた人

小林 正也Masaya Kobayashi

有限会社グローバルセント 代表取締役

【歴23年以上のカナダ留学エキスパート】

2003年の創業以来、中高生のカナダ留学を中心にサポート。自身も海外での苦労と感動を経験したことから、「一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドの留学」を信条とする。これまでに送り出した生徒は1500名を超え、現地の学校やホストファミリーとの深いパイプを持つ。

保有資格: 総合旅行業務取扱管理者 / RCA留学アドバイザー モットー: 「留学を通して人生を豊かにすること」
10月に入り、朝晩の空気がすっかり秋らしくなってきましたね。 この時期は、夏にカナダへ送り出した生徒たちから 帰国後のお話を聞かせてもらうことが多い季節です。 日に焼けた顔で、少し照れくさそうに 「楽しかったです」と話してくれる姿を見るたびに、 この仕事をしていてよかったなと感じます。 今回は、そんな生徒たちの姿を見ながら、 私がずっと大切にしている考えをお伝えしたいと思います。

「将来の目標がないけど、留学に行っていいですか?」

カウンセリングでは、こんなご相談をよくいただきます。 「将来やりたいことが、まだ分からないんです」 「目標がないまま留学しても、意味がないでしょうか?」 親御さんからも、 「せめて何か目標を持たせてから行かせたい」 というお声を伺うことがあります。 そのお気持ち、とてもよく分かります。 でも、私はいつもこうお伝えしています。 中高生は、自分の”あるべき姿”がまだ分からなくて当たり前の世代です。 だからこそ、無理に目標を決めなくていい。 私はそう考えています。

知らない場所は「どうしよう?」の連続

初めての海外。 言葉も、食べ物も、生活のリズムも、何もかもが違う場所。 そこでは毎日、 「どうしよう?」 「どうするべきかな?」 の連続です。 ホストファミリーに話しかけてみるか、部屋に戻るか。 クラスで手を挙げてみるか、黙っているか。 初めて見る料理を、ひと口食べてみるか。 小さなことですが、 そのひとつひとつが、自分で選ぶ「選択」です。

正解ではなく「今の自分にとって、より良い選択」を

ここで大切なのは、 正解を選ぶことではありません。 その時の自分にとって「こっちの方が良さそう」 「こっちの方がワクワクする」と感じる方を選んでみる。 うまくいかないこともあります。 恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。 それでも、ワクワクする方へ一歩進んでみる。 その小さなトライの積み重ねが、 少しずつ「自分らしい人生」に近づいていく道なのではないかと 私は思っています。 最初から地図を持っている人なんて、ほとんどいません。 歩きながら、自分の道ができていくのだと思います。

不安だった場所が、気づいたら「好きな場所」になっていた

出発前は、ほとんどの生徒が不安でいっぱいです。 「英語が話せなかったらどうしよう」 「ホストファミリーとうまくいくかな」 「これからどんな留学生活になるんだろう」 ところが帰国後に話を聞くと、 こんな言葉が返ってくることがとても多いのです。 「また、カナダに行きたいです」 特別なことをしたわけではありません。 その場所で、自分にやれることを一生懸命やってみた。 ただそれだけで、 気づいたら、カナダが(その場所が)好きになっていた。 「好き」は、最初から用意されているものではなく、 自分で動いた先に見つかるものなのだと 生徒たちから毎年教えてもらっています。

AIの時代でも、どの言語でも、大切なのは「コミュニケーション」

これからの時代、AIがどんどん身近になっていきます。 翻訳も、調べものも、AIが手伝ってくれるようになりました。 それでも、私は思うのです。 AIでも、言葉(言語)でも、一番大切なのはコミュニケーションだと。 相手との距離感をはかること。 人とつながること。 そして、人と人とをつなげること。 これができる人は、 どんな分野の仕事に就いても、世界のどこにいても、 きっと大丈夫です。 英語が完璧かどうかは、たいした問題ではありません。 実は、私自身も初めて海外に出たとき、 言葉が十分ではない中で、たくさんの人に助けてもらいました。 あのときの「人とつながる経験」が、 今の私の土台になっています。

親御さんへ ~目標がないことを、心配しすぎないでください~

お子さまに目標がなくても、心配しすぎなくて大丈夫です。 もし帰国後に、 「何が一番楽しかった?」 「どんな人と仲良くなった?」 と聞いてあげてください。 その答えの中に、 お子さまが「ワクワクした方」を選んだ足あとが きっと見つかるはずです。 その足あとこそが、 これからの進路や人生を自分で選んでいく力の 最初の一歩だと私は考えています。

まとめ

  • 中高生は、まだ自分のあるべき姿が分からなくて当たり前
  • 無理に目標を決めず、知らない場所でいろいろトライしてみる
  • その都度「今の自分にとってより良い選択」をし、ワクワクする方へ進む
  • 一生懸命やった結果、気づいたらその場所が好きになっている
  • AIの時代でも、どこにいても、一番大切なのは人とつながるコミュニケーション
「行ってみたい気持ちはあるけど、不安で…」 「目標がないけど大丈夫かな…」 そんな方は、無料の個別相談「夢探しのセッション」をご利用ください。 決めるための相談ではなく、一緒に考えるための時間です。 お子さまのお話を、ゆっくり聞かせてくださいね。

「執筆:小林正也(グローバルセント代表)」

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初めてのカナダ留学を
考えるための2冊。

保護者向け資料「中高生の親御様へ」の表紙
中高生の親御様へ保護者向け
全39ページ
中高生向け資料「カナダ留学応援ガイド」の表紙
カナダ留学応援ガイド中高生向け
全22ページ

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