Q:動物や食物アレルギーがあってもカナダ短期留学できますか?事前の対応は?
アレルギーがあっても留学できる?
はい、アレルギーがあってもカナダ短期留学は可能です。実際に食物アレルギーや動物アレルギーを持つ中高生も多く留学しており、ホストファミリーや語学学校もその対応に慣れています。
ただし、安全に過ごすためには事前の正確な情報提供と現地での予防・伝達の工夫が欠かせません。
事前にすべきアレルギー対応
- ✅ 申込時にアレルギーの種類・症状・重症度を正確に申告
- ✅ ホストファミリー選定時に「動物の飼育有無」や「食生活」を考慮してもらう
- ✅ アレルギーに関する英文説明メモを準備(例:「She has a peanut allergy. Please avoid it.」)
- ✅ 医師に相談し、必要に応じてエピペン(自己注射器)や常備薬を持参
- ✅ 食べてはいけない食品・環境を英語で伝える練習をしておく
ホストファミリーの対応は?
カナダのホストファミリーは、留学前にアレルギー情報を共有されるため、準備を整えて受け入れます。
- ペットを飼っていない家庭を優先して手配
- ナッツ類など危険な食材を避けて調理
ただし完全な排除は難しいため、本人が「自己管理」し「英語で伝えられる力」を持つことが大切です。
アレルギー英語フレーズ例(本人向け)
- 🔹 I’m allergic to peanuts.(ピーナッツアレルギーです)
- 🔹 Please don’t use eggs in my food.(卵を使わないでください)
- 🔹 I can’t touch cats or dogs.(猫や犬に触れられません)
- 🔹 Do you know the ingredients?(材料はわかりますか?)
保護者が準備すべきこと
- かかりつけ医に相談し、英文診断書や常備薬を用意
- ホストファミリー向けに「簡単でわかりやすい説明文」を作成(本人にも持たせる)
- 緊急時の対応体制を留学エージェントと確認
- エピペンを機内持ち込みする場合は航空会社へ事前連絡
よくある質問(FAQ)
Q:犬や猫にアレルギーがある子でも留学できますか?
A:はい。事前に申告すれば、ペットのいない家庭をアレンジ可能です。
Q:ホストファミリーに伝え忘れたらどうなる?
A:トラブルの原因になります。必ず事前申告と本人からの説明を行ってください。
Q:アレルギーがある子を送り出すのは不安です…
A:多くの中高生がアレルギーを持ちながら留学しています。正しい準備と周囲の協力で、安全に体験が可能です。
まとめ
アレルギーがあるからといって、カナダ短期留学をあきらめる必要はありません。
事前の情報共有と準備をしっかり行えば、ホストファミリーや現地スタッフも最大限サポートしてくれます。
親子で「伝える力」と「備える意識」を持って臨めば、安心してカナダでの貴重な体験にチャレンジできます。