ホームステイ×短期留学でよくある質問(Q&A)

Q:ホームシックになったときの対処法は?気持ちの切り替え方と対策

1. ホームシックは誰にでも起こる感情です

カナダに到着して数日たった頃、「家に帰りたいな…」と感じる中学生・高校生は少なくありません。
初めての環境、言葉の違い、文化の違い、そして家族と離れて過ごす日々――ホームシックは自然な反応であり、決して恥ずかしいことではありません。

2. ホームシックになったときの対処法

  • 気持ちを言葉にしてみる: ホストファミリーや現地スタッフに正直に「ちょっと寂しい」と伝えてみましょう。
  • 日記を書く: 今の気持ちや出来事を書き出すことで、頭と心が整理され、落ち着くことがあります。
  • 誰かに話す: 現地の日本語スタッフや同じ留学生と話すことで「自分だけじゃない」と感じられます。
  • ちょっと外に出てみる: カフェ、公園、スーパーなど新しい景色に触れるだけで気分転換になります。
  • ルーティンを作る: 朝に散歩をする、夜は日記を書くなど、日常に安心できる習慣を作ると落ち着きやすくなります。

3. 保護者の方へ:連絡のタイミングも大切です

お子さまがホームシックになったとき、つい励ましたり、心配して長電話をしてしまいがちですが、逆効果になることもあります。
「楽しめてる?」「困ったことがあったら現地の人にも相談してみてね」といった短いメッセージで見守る関わり方が、お子さまの自立心を後押しします。

間違っても、ご両親が環境を変えようと躍起になることは、現地で頑張っているお子さまにとってマイナスになることが多いです。

🗣️ 実際の参加者の声

「最初の週末が一番つらくて、ホストマザーに“ちょっと寂しい”って言ったら、“じゃあ今から一緒にパンケーキ焼こう!”って言ってくれて泣きそうになった。」
― 中学1年生・女子

「LINEで“帰りたい”って送った時、母から“でもあなたが決めたことだよね”って返ってきて、悔しいけどもう少し頑張ろうと思えました。」
― 高校1年生・男子

「留学前から“ホームシックになるのは当たり前”って聞いていたから、実際にそうなっても落ち込まずにいられました。」
― 高校2年生・女子

✅ まとめ

ホームシックは「心が成長している証」ともいえます。最初はつらく感じるかもしれませんが、乗り越えた先には必ず自信が待っています。
大切なのは、「誰かに頼ること」と「自分の気持ちを無理に抑え込まないこと」。サポート体制のある留学だからこそ、安心して感情を乗り越えていけます。

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