Q:カナダ短期留学前に必要な準備や手続きは何ですか?
1. 留学前の準備はいつから始める?
カナダへの短期留学の準備は、出発の3〜4か月前から始めるのが理想です。
中学生・高校生にとっては初めての海外というケースも多く、余裕をもって取り組むことで不安を減らせます。
2. 渡航までの基本的な流れ
- 留学申し込み・参加確定
- パスポートの取得(未取得の方)
- eTA(電子渡航認証)の申請 (公式サイト)
- 航空券の予約
- 海外旅行保険の加入
- ホストファミリー決定・プロフィール確認
- 持ち物準備・英語表現の予習
3. 渡航に必要な書類・申請リスト
- パスポート(出発時点で有効期限6か月以上)
- eTA(電子渡航認証)公式サイトから申請
- 航空券(往復分必須)※留学会社が手配する場合も
- 海外旅行保険証書
- 留学先からの受け入れレター(入国審査で提示されることあり)
- ホストファミリー情報メモ(英語で住所・電話番号)
4. 出発前にやっておくべきこと
- 持ち物の確認(衣類・文房具・生活用品などを都市や季節に合わせて)
- 健康状態のチェック(歯科検診・常備薬の準備)
- 英語表現の予習(自己紹介やあいさつ)
- ホストファミリーへのお土産準備(日本文化を感じられるもの)
- スマホの通信手段確認(SIMカードやeSIM・Wi-Fiなど)
5. 保護者の方がサポートすべきポイント
- 必要書類の準備を一緒に確認(パスポート、海外旅行保険、eTAなど)
- 航空券や空港でのチェックイン方法を説明
- 連絡手段(LINEやメール)の確認と緊急時対応の共有
- 「何かあっても大丈夫」と安心できる声かけ
- 留学会社や現地スタッフの連絡先をメモしておく
6. よくある質問(FAQ)
Q:eTAはいつ申請すればいいですか?
A:出発の1〜2か月前に取得しておくと安心です。数分〜数日で許可が出ます。
Q:現地で使えるスマホは必要ですか?
A:はい。Wi-Fiだけでなく、SIMカードやeSIMがあると連絡もスムーズです。
Q:英語に不安があるのですが、大丈夫でしょうか?
A:大丈夫です。積極的な姿勢と自己紹介やあいさつを少し練習しておけば、笑顔とジェスチャーで十分伝わります。
✅ まとめ
カナダ短期留学では、「事前の準備と手続き」が安心して過ごすための第一歩です。
中学生・高校生にとっては初めての経験が多いため、保護者と一緒に段取りを確認しながら準備を進めましょう。分からないことは留学エージェントに相談するのがおすすめです。
📌 親が見落としがちな準備5選(中高生の短期留学前)
- 常備薬・持病の英文説明書の用意
アレルギーや持病がある場合、英文の簡単な説明書(例:「This student has a food allergy to nuts.」など)を準備すると、ホストファミリーや現地スタッフが対応しやすくなります。 - スマホやLINEの海外設定チェック
「現地に着いたらLINEが使えない…」というトラブルは意外と多いです。
渡航前にSIMやeSIM、Wi-Fiの接続確認、LINEのログインテストなどを済ませておきましょう。 - 日本語の保護者連絡先を子ども自身が覚えていない
保護者の携帯番号・メールアドレスを、英語でメモにして子どもが携帯しておくと安心です。万が一の連絡時にも役立ちます。 - 到着後の“最初の会話”を一緒に練習していない
「I’m ○○. Nice to meet you!」など、空港やホームステイ初日の定番フレーズを一緒に練習しておくと、お子さまの不安もやわらぎます。 - 親御さん自身の心構えができていない
「うちの子に本当に大丈夫かな…?」という不安は当然あります。
ただ、送り出す側の安心と笑顔が、お子さまにとっての最大の支えです。万一の時の連絡体制を確認した上で、「楽しんでおいで」と背中を押してあげてください。
保護者の気配りひとつで、お子さまの留学体験はもっと安心で実りあるものになります。
小さな準備の積み重ねが、笑顔の出発と充実した留学生活につながります。
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