小林 正也
この記事の監修者
小林 正也
Masaya Kobayashi

有限会社グローバルセント 代表取締役

【歴22年以上のカナダ留学エキスパート】

2003年の創業以来、中高生のカナダ留学を中心にサポート。自身も海外での苦労と感動を経験したことから、「一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドの留学」を信条とする。これまでに送り出した生徒は1500名を超え、現地の学校やホストファミリーとの深いパイプを持つ。

保有資格: 総合旅行業務取扱管理者 / RCA留学アドバイザー

モットー: 「留学を通して人生を豊かにすること」

これからの時代に、本当に大切な「留学の意味」とは

――20年以上、留学の現場に立ち続けてきた私から中高生と親御さんへ

私は、留学会社の代表として、そして留学アドバイザーとして、
25年以上にわたり、1,500名以上の中高生とそのご家族の進路や留学の相談に向き合ってきました。

時代は大きく変わりました。
情報はあふれ、AIは日々進化し、世界の出来事はスマホ一つで「知った気」になれる時代です。

だからこそ、今あらためてお伝えしたいことがあります。

これからの時代に本当に大切なのは、
「どれだけ知っているか」ではなく、
「どれだけ行動し、自分で感じたか」だということです。

「知っている」と「体験している」は、まったく別物

今の中高生は、私たち大人が想像する以上に、
多くの情報に日常的に触れています。

  • 海外の街並み
  • 現地の学校の様子
  • 留学体験談やVlog
  • 英語を話す日本人の動画

これらはすべて、自動的に入ってくる情報です。つまり、

  • 受動的
  • 誰かが切り取った世界
  • アルゴリズムによって選ばれた情報

一方で、海外での生活はまったく違います。

  • 自分の目で見る
  • 自分の耳で聞く
  • 自分の肌で空気を感じる
  • 失敗し、戸惑い、考える

これは、

  • 主体的
  • 五感を使った体験
  • 自分自身の物語

同じ「海外」でも、
知っている海外と、体験した海外は、別の世界です。

主体的に生きるために、まず必要なのは「自分を知ること」

では、どうすれば主体的になれるのでしょうか。

その出発点は自分の価値観を知ることです。

  • 自分は何が好きなのか
  • 何が怖いのか
  • どんな時にワクワクするのか
  • どんな違和感を覚えるのか

これらは、頭で考えても分かりません。

行動し、環境が変わり、比較対象が生まれて初めて、自分の中から浮かび上がってくるものです。それこそが、留学の本質だと私は考えています。

知らないと、外の情報に振り回される

SNS、動画、ニュース。今の情報は、あなたの興味・関心に合わせて最適化されています。便利な反面、とても危険でもあります。なぜなら、「自分の考え」だと思っていたものが、実は「与えられた考え」だった。ということが、簡単に起きるからです。

自分の価値観を知らないと、人の意見、流行、声の大きな情報に、簡単に惑わされます。

逆に、自分の中に基準があればどうでしょうか。”合うか、合わないか”、”納得できるか、できないか”を、自分で判断できます。内側から出てくる情報は、あなたを迷わせません。

これからの時代は、「行動した人」が有利になる

AIが発達し、知識や語学は、努力次第で誰でも手に入る時代になりました。だからこそ、差がつくのはここです。

  • 実際に動いたか
  • 不安を超えて一歩踏み出したか
  • 体験を自分の言葉で語れるか

海外生活、特に短期留学は、この「行動→実感→内省」を、短期間で一気に経験できる環境です。成功も、失敗も、戸惑いも含めて、すべてが「自分の体験」になります。

今の留学は「英語を学びに行く場所」ではない

誤解を恐れずに言うなら、英語そのものは、日本にいても学べる時代になりました。AIを使えば、ネイティブといくらでも会話練習ができます。だから今、問うべきなのは、「なぜ英語を学ぶのか?」「英語を使って、何をしたいのか?」この問いに向き合うためにこそ、留学があります。

海外という環境の中で、”言葉が通じない悔しさ”、”伝わった時の喜び”、”文化や価値観の違い”を体感することで、英語は「目的」ではなく「手段」へと変わっていきます。

短期留学は、人生を決める場所ではない

でも、人生の軸が生まれる場所になる短期留学で、すべてが変わるわけではありません。しかし、「自分は何者なのか」「どんな世界で生きたいのか」「何を大切にしたいのか」その「軸の芽」が生まれることは、何度も見てきました。それは、データや動画では得られないものです。

最後に ― 親御さんへ

お子様を海外に送り出すことは、不安も大きいと思います。ですが、私が20年以上現場で感じているのは、行動した経験は、必ずその子の中に残るということです。すぐに成果として見えなくても、数年後、必ず意味を持って現れます。

これからの時代、「感じたこと」「考えたこと」「行動したこと」を自分の言葉で語れる人が、強くなります。

短期留学は、その第一歩です。

もし、
「わが子にとって、どんな経験が本当に必要なのか」
「何を基準に留学を判断すればいいのか」
を整理したいと感じられた親御さんには、
私たちが大切にしている成長のロードマップと判断基準をまとめた資料をご用意しています。迷った時に立ち返る“軸”として、ぜひ一度ご覧ください。

【中学生・高校生】カナダ留学の成長のロードマップ