この夏の短期留学が“自信”と“自由”のきっかけになる
「英語が話せないから…」
「一人で行くなんて不安…」
そんなふうに迷っている中学生・高校生、そして保護者の方へ。
実は、その「ちょっとの興味」と「一歩の勇気」が、未来を大きく変えてくれるかもしれません。
ここでは、短期留学をきっかけに自信と行動力を手に入れた、ある高校生の体験をもとに、“ひとりで行くからこそ得られる力”についてご紹介します。
きっかけは、学校の掲示板に貼られたチラシ
ある日、Sさん(高校1年生)は「夏休み2週間 カナダでホームステイ体験」のチラシを発見。
なんとなく気になって、スマホで写真を撮りました。
でもそのときは、まさか自分が参加するとは思っていませんでした。
- 英語が得意じゃない
- 海外に行ったこともない
- そもそも一人で飛行機なんて無理!
そう思っていたのです。
■ 背中を押したのは、意外にも家族の一言
家で何気なくその話をすると、お母さんがこう言いました。
「行ってみたら?行けるチャンスがあるなら、やってみるといいよ」
最初は半信半疑だったSさんも、調べていくうちに「治安が良い場所」「現地に日本人スタッフがいる」「色々な国の同世代との交流がある」と知って、ワクワクと不安半分で短期留学への参加を決意。
■ 初めての一人旅。それでも、大丈夫だった。
日本を出発し、ドキドキしながら飛行機に乗り到着したカナダ・バンクーバー。
何もかもが日本と違って大きく、目新しい世界で、ホストファミリーはとても温かく迎えてくれました。
そして、同年代の留学生たちと語学学校にも通いました。
分かってはいたけど、英語はあまり話せなかった。でも笑顔とジェスチャーで会話を楽しみ、「伝わった!」「通じた!」という喜びが毎日どんどん自信になっていきました。
■ 帰国時のひとことが、すべてを物語っていた
滞在最終日、Sさんがホストファミリーに言った言葉は、
「また絶対帰って来るから!絶対!涙」
たった2週間の滞在で涙の別れがあるなんて、掲示板を見た時は思ってもいなかった。そして、英語力だけでなく、「一人でも行けるんだ」という経験が、自分の考えや価値観を変えたと感じた瞬間でした。
■ 世界は、思ったよりもずっと近い
いまはスマホ1台で、海外にいても日本と簡単に連絡が取れます。空港や街の移動も、配車アプリ(Uberなど)を使えば安全でスムーズ。何より、海外は思っているよりずっと「普通」で「安心できる」場所です。
そして何より――自分で選び、動いた体験は、その後の人生を後押しする大きな力になります。
■ 保護者の皆さまへ
「一人で留学」は、成長のきっかけになります
最初は不安かもしれません。でも、ただの語学学習ではなく、「人生経験」としての価値が短期留学(ホームステイ
にはあります。
- 自分で考え、行動する力
- 違う価値観を知る広い視野
- 英語力だけではない「自信」
子どもが変わるきっかけは、いつも「リアルな経験」から生まれます。
■ 最初の一歩が、未来を変える
「ちょっと勇気を出して一歩を踏み出せば、世界はすぐそこにある。」
そう感じられる体験を、ぜひこの夏に。「英語が話せないから行けない」ではなく、「行ってみたから話せるようになった」そんなきっかけを、一人ひとりに届けたいと思っています。