Q:お金は現金?カード?両替・管理のベストな方法は?
カナダへの中高生短期留学では、プログラム費用に基本的な生活費(食事・滞在費など)が含まれているため、現地で必要になるのは「通学の交通費」と「お小遣い(飲み物や軽食・観光時のお土産など)」が中心です。では、そのお金をどのように準備・管理するのが安心なのでしょうか?
お金の管理はどうするのがベスト?
中高生はまだ金銭感覚や自己管理の経験が少ないため、安全かつシンプルな管理方法が理想的です。現金だけでは紛失や盗難のリスクが高いため、カードと現金を組み合わせた方法がおすすめです。
おすすめのお金管理方法
- デビットカードやプリペイドカードを活用
クレジットカードは未成年には発行できないため、VISAやMastercardのプリペイドカードや銀行デビットカードが最適です。事前に日本でチャージしておけば現地ですぐに使え、利用履歴も保護者が確認できます。 - 現金は必要最低限を日本で両替
小さな店舗や交通機関では現金しか使えないことがあります。1〜2万円分を出発前に日本でカナダドルに両替して持参すると安心です。現地空港や街中でも両替できますが、手数料が割高なことが多いため注意が必要です。 - 使う金額の目安を決めておく
1日の上限額を「10〜20ドル」など本人と相談して決めておくと、無駄遣いを防ぎやすくなります。 - 予備は分散して管理
すぐに使う分は財布に、予備はスーツケースや別のポーチに分けて保管しておくと、万が一の紛失時も安心です。
よくある質問・注意点
Q:クレジットカードは必要ですか?
⇒ 未成年名義では作れないため基本的には不要です。親名義の家族カードもありますが、中高生の短期留学ではデビットカードやプリペイドカードの方が安心です。
Q:現地でATMを使っても大丈夫?
⇒ 都市部の銀行ATMであれば安全に利用可能です。ただし基本的には日本円で持参する少額現金と、カードでの支払いで十分です。
Q:お金を失くしたら?
⇒ すぐにホストファミリーや現地スタッフに相談してください。カードなら停止や再発行などのサポートが可能です。
体験談
「親がチャージできるプリペイドカードを使わせました。何に使ったか履歴も見られるので安心でした。」
― 高校1年生・母
「最初は使いすぎが心配だったけど、1日の上限額を自分で決めることで、金銭感覚が少し身についた気がします。」
― 中学3年生・男子
「現地で友達とお菓子をシェアして使ったりして、『自分でお金を管理する』ことが少し大人になった感じで嬉しかったです。」
― 中学1年生・女子
まとめ
中高生の短期留学では、「カード+少額の現金」が最も安全で安心なお金管理方法です。両替は日本で少額を済ませておき、基本的にはカードで支払うのがベスト。お小遣いの使い方を事前に親子で相談し、困った時は「現地スタッフやホストファミリーに相談する」ルールを共有しておくと、安心して留学生活を楽しめます。