はじめてのホームステイで不安を感じるみなさまへ
初めてホームステイをする方の多くは、不安や心配事を抱えているのではないでしょうか。日本での生活とは違い、海外での生活では、言葉(英語)だけでなく、文化や習慣も異なります。そのため、「ホームステイで英語が通じるだろうか」「ホストファミリーとの会話はうまくいくだろうか」といった不安を感じる方も多いです。
さらに、ホームステイのルールや、食事・シャワー・洗濯などの日常生活、携帯の使い方、交通機関の利用方法、持ち物やお土産の準備についても、わからないことだらけだと思います。
しかし、これらの不安や心配事は、事前に情報を知ることで解消できます。ホームステイの基本ルールを理解し、準備をしっかり整えておくことで、初めてのホームステイでも安心して参加できるでしょう。
このページでは、初めてホームステイをする方に向けて、事前に知っておくべき情報や心構えをわかりやすくお伝えします。ホームステイを一生の想い出にするために、ぜひ最後まで読んでみてください。
ホームステイの受け入れの理由
海外でのホームステイ受け入れは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパなどの国々で広く行われています。最近では、中国や韓国などアジア圏でも受け入れが増えています。
各国でホームステイを受け入れる理由はさまざまですが、主な理由には以下のようなものがあります:
- 金銭的な目的
- 国際交流のため
- 海外の友達を作りたい
現在、全体の約7割以上が「ペイメントホームステイ」と呼ばれる、金銭的な理由で受け入れを行っています。そのため、はじめてホームステイをする方は、自分がホームステイで何を求めるのか(目的)をはっきりさせることが大切です。
ホームステイでの目的の例
英語の勉強に集中したい場合
部屋と食事が確保されれば十分、というシンプルなスタイルが向いています。
家族の一員として交流したい場合
温かい家庭環境で、第2の家族のような絆を築きたい方に適したスタイルがおすすめです。
自分の目的に合ったプランを選ぶためには、ホストファミリーの受け入れ理由をしっかり把握することが重要です。
グローバルセントのホームステイ受け入れ国(都市)
グローバルセントでは、治安の良さ、現地でのサポート体制、カリキュラムの充実(語学学校やボランティア体験など)を考慮し、以下の都市でのみホームステイを提供しています:
ホームステイ受け入れ可能都市
■カナダ:バンクーバー
■オーストラリア:シドニー
どちらの都市も治安面で高い基準をクリアしており、現地には日本人スタッフが常駐しています。
さらに、当社が提携するホストファミリーは、金銭的な目的だけではなく、お互いの文化交流を希望する「家族として受け入れたい」という温かい気持ちを持ったベテラン家庭ばかりです。安心して参加いただけます。
ホームステイの趣旨
グローバルセントがホームステイ専門である理由
海外生活を始めるにあたり、最も重要なのは滞在先の選定です。学校選びも大切ですが、実は「滞在先」の方が生活の基盤となり、留学の成否に大きく影響します。
私たちは多くの留学生を送り出してきましたが、良いスタートを切れた方々に共通するのは、現地の生活に早く馴染めたことです。特に短期留学(1週間~4週間)の場合、限られた時間をどう活かすかが、充実した留学生活を送るための鍵となります。
滞在方法としては、「アパート(ルームシェア)」「学校の寮」「ホームステイ」が一般的です。「アパート(ルームシェア)」は長期契約が基本となり、シェアメイトといきなり生活を始めることになるため、リスクも伴います。シェアメイトを選ぶ際には、必ず事前に会って相性を確認することが重要です。
また、「学校の寮」も選択肢の一つですが、私立語学学校の寮は国籍の偏りがあることが多いです。例えば、韓国人90%の寮やアジア系の学生が多い寮では、その国の言葉が使われ、英語の上達にはあまり効果的ではありません。そのため、海外生活のリズムを作るのに時間がかかってしまうことが多いのが現実です。
一方、ホームステイは現地のホストファミリーと直接交流できるため、すぐに現地の生活に馴染むことができます。ホームステイでは、すべての会話が英語となり、わからないことがあれば、ホストファミリーがすぐにサポートしてくれるため、短期間で安心して生活リズムを作ることができます。また、基本的に食事が提供されるため、滞在費も効率よく使えます。安全面でも、万が一遅くなっても帰宅しない場合、ホストファミリーは近隣を探すなどして心配してくれるので、安心です。
初めてのホームステイで失敗しないためのポイント
ホームステイはどこでも良いというわけではありません。例えば、金銭的理由だけでホームステイを受け入れている家庭の場合、単に部屋を貸しているだけになりがちで、会話が少なく、受け入れられている感じが薄いことがストレスになることもあります。したがって、ホームステイ先はしっかりと審査し、ホームステイの趣旨を理解してくれる、家族の一員として温かく迎えてくれる家庭を選ぶことが重要です。
まとめ
短期留学を充実させるためには、現地生活にすぐになじめる滞在先が重要です。ホームステイは、英語力を自然に高め、安全で安心な環境を提供します。初めての海外生活でも安心してスタートできるのが、ホームステイの大きなメリットです。
ホームステイの選考基準
グローバルセントのホームステイは、全てホストファミリーとの直接契約です。
当社では、短期留学において「ホームステイ」が最も重要な要素と考えています。そのため、ホームステイコースでは、第三機関の語学学校やホームステイ斡旋会社は利用しておらず、直接ホストファミリーとの契約を行っています。
留学会社がホームステイを手配する際、通常は以下の2つの流れがあります。
① 留学生 → 留学会社 → 語学学校(またはホームステイ斡旋会社) → ホームステイ先
② 留学生 → 当社 → ホームステイ先
①の場合、留学会社がホームステイ先を十分に把握していないことが多く、審査基準が緩かったり、トラブル時に対応が不十分だったりすることがあります。この場合、留学会社にとっては楽な方法ですが、留学生にとっては非常に不安な状況です。特に、初めての都市で現地サポートがない場合、問題が発生した時にどう対応されるのでしょうか?(「24時間電話サポート」と言っても、遠隔地から電話だけで何ができるのでしょうか?)
②(当社)の場合、当社の現地スタッフは実際にホストファミリーと直接会い、人間関係を築いていますので、安心して滞在していただけます。また、審査基準も国ごとに厳しく、適切な基準を設けています。そして、必ずホストファミリーがいる都市には現地スタッフが在住しており、何か問題が発生した場合、現地スタッフが迅速に対応できます。
代表の小林も、すべての都市でファミリーを直接視察しています。
シドニーのホームステイ審査基準(例)
日本人一人の大原則:当社からの留学生が滞在中、他の日本人留学生が一緒に住んでいないことが基本です。
交通の便、エリア:ホストファミリー宅から最寄りの公共交通機関まで、ドアツードアで1時間以内を基準に契約します(交通渋滞や事故を除く)。また、治安の良くないエリアや注意が必要なエリアに住んでいるホストファミリーとは契約しません。
清潔さ:留学生を迎え入れるためだけでなく、基本的に清潔でキレイ好きなホストファミリーを選定しています。
英語を共通語としている家庭:当社のホストファミリーは様々なバックグラウンドを持っていますが、原則として家の中では英語を共通語として使用する家庭にのみ手配します。
限られた英語でもコミュニケーションが取れる家庭:当社のホストファミリーは、留学生が流暢な英語を話すことを期待していません。「ホストファミリー→留学生」の一方通行ではなく、留学生自身が積極的にホストファミリーとコミュニケーションをとることで、より有意義な経験が得られます。
ホストファミリーを選定するのは当社の仕事ですが、楽しく充実した生活を送るために心がけ、実行するのは「皆様」自身の努力にかかっています。
ホームステイの心構え
①その国の文化習慣を受け入れ、日本の習慣を持ち込まない
日本と海外の文化習慣には違いがあります。頭では理解していても、実際にそれに触れるとギャップを感じることがあるかもしれません。しかし、それは当然のことです。どちらが正しいかではなく、それがその国のスタンダードであり、ホームステイではその習慣に合わせることで新たな価値観や考え方を学び、成長するチャンスとなります。現地の習慣を受け入れ、ホストファミリーと過ごすことで、異文化理解が深まります。
②ゲストではなく家族の一員として接する
当社の厳しい審査をクリアしたホストファミリーは、文化交流を心から望んでおり、あなたを家族の一員として受け入れてくれます。そのため、ホテルのようにお客様扱いされることはありません。お金を払っているからといって、全てを受け身で求めるのではなく、自分から家事を手伝ったり、洗濯物を取り込んだりすることで、同じ家族としての関係を築いていきましょう。積極的に家族の一員として行動することで、より親密な関係が作れるはずです。
③自分から積極的に話しかける
ホームステイでは、英語に対する不安や緊張を感じるかもしれません。しかし、積極的に自分から話しかけることが大切です。ホストファミリーは留学生を迎える経験が豊富で、あなたが緊張していることも理解しています。英語が上手に話せなくても大丈夫です。まずは簡単な挨拶や、YES/NOで答える簡単な質問から始め、少しずつ会話を重ねていくことが大切です。ファミリーはあなたを受け入れる準備ができていますので、ありのままの自分で過ごしていきましょう。
④意志表示をはっきりと伝える
海外では自分の意志や意見をはっきり伝えることが重要です。日本では相手に気を使って遠慮することが美徳とされていますが、海外ではそれが逆に「何も意見がない」という印象を与えかねません。言いづらい時や英語に自信がない場合でも、紙に書いたり、ジェスチャーを使ったりして、自分の意見を表現する方法は色々あります。ホストファミリーは、あなたの意見を理解しようと時間をかけてくれますので、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。疑問に思ったことは、遠慮せずにどんどん質問し、コミュニケーションを取ることが、ホームステイを成功させる秘訣です。
⑤家庭のルールや常識を守る
ホームステイでは大人としての責任を持って生活することが求められます。挨拶をしっかり行い、自分の部屋を掃除したり、使った食器を片付けるなど、基本的なことをきちんと守りましょう。節電や節水、戸締まりなども当然のマナーです。また、帰宅が遅くなる場合や夕食がいらない場合は、必ず事前にホストファミリーに伝えておくことが大切です。ホテルのようにサービスを受けるのではなく、文化交流の場として積極的に参加する意識を持てば、誰でもホームステイを楽しむことができるでしょう。
以上の点を心に留め、初めてのホームステイを充実したものにしましょう!
ホームステイと英語(英会話)
短期留学で英語力を上達させるには?
ホームステイや短期留学を考える際、多くの方が「英語力の向上」を目的の一つに挙げます。たとえ英語力アップが一番の目標でない場合でも、やはり英語を上達させたいという思いはあるでしょう。ただし、英語力の向上は個々の現在のレベルや滞在期間によって異なるため、これが絶対の正解という方法はありません。
短期留学(4週間未満)の英語上達の鍵
短い留学期間の場合、英語環境でどれだけ過ごせるかがポイントになります。以下の例を基に、一緒に考えてみましょう。
目的:1週間の留学期間で少しでも英語力をアップさせたい
- ホームステイに滞在し語学学校に通う
- 寮に滞在し語学学校に通う
- ホームステイに滞在しプライベートレッスンを受ける
- ホームステイに滞在しボランティアに参加する
- ホームステイに滞在しカルチャー体験をする
正解は。。。ありません!
ただし、これまでの参加者の体験談を参考にすると、3.4.5の組み合わせが特におすすめです。短い留学期間では語学学校に通う選択肢には以下のデメリットがあるためです:
- 寮の滞在者に偏りがある:寮では特定の国からの学生が集中し、英語以外の言語を話すことが増える可能性があります。
- 慣れるだけで終わる:1週間という短い期間では、授業や環境に慣れるだけで終わってしまうことが多いです。
- 学校以外で英語を使う機会が少ない:語学学校以外では英語を話す時間が限られてしまいます。
そのため、特に初めての短期留学では、興味のある活動を通じて英語に触れる機会を増やすことが大切です。
ホームステイの魅力と相乗効果
ホームステイではホストファミリーと英語で話す機会があるため、積極的に話せばそれだけでも成果があります。それに加え、プライベートで英語の個人レッスンを受けるのはもちろんのこと、自分の興味のある活動を通じて英語を使うことが、上達の近道になります。具体的な理由として:
- 興味があることを通じて学ぶとモチベーションが続きやすい
- 共通の話題があることで話しやすくなる
- ホストファミリーとも親しくなれる
たとえば、保育園のボランティアに参加するのもおすすめです。子どもたちと遊びながら英語を話す機会を得られるだけでなく、保育スタッフともコミュニケーションを取ることができます。
結論
短期留学での英語上達には、「どれだけ英語に触れる環境を作れるか」が重要です。また、それを実現するためには、本人のやる気と積極性が欠かせません。自分から積極的に話し、行動することで、短期間でも確かな成果を実感できるはずです。
※ ホームステイ前に知っておくと便利な英会話フレーズ集も準備しています!ぜひご活用ください!
ホームステイの費用
はじめてのホームステイ@カナダ(1~2週間)
① ホームステイ費用:
- 1週間:約17万円
- 2週間:約22万円
※ 為替レートによって費用は変動します。
費用に含まれるもの:
- 当社手配料
- バンクーバー空港での出迎え送迎
- 現地オリエンテーション
- 滞在先手配料
- 滞在費(ホームステイ)
- 食費(3食)
- 滞在中の現地日本人スタッフによる24時間サポート
- 帰国時のバンクーバー空港送迎
② 航空券代:
約20万円~約30万円
※時期や航空会社により変動します。参考までに、日本航空(JAL)の直行便の場合はこちらで検索可能です。
③ 海外旅行保険代:
- 1週間:約7,000円~
- 2週間:約12,000円~
※当社はAIU海外旅行保険を推奨しています。
④ その他費用:
- 現地での観光時の交通費
- 入館料など
ホームステイ費用のザックリ合計
- 1週間:約38万円~
- 2週間:約45万円~
留学先での追加費用の目安(カナダの場合)
1. 交通費・観光施設の入館料
- 市内バス/シーバス/スカイトレイン:約$3~$5/片道
- 観光施設の入館料
- バンクーバー美術館:約$18
- カナダ・プレイス:約$12
- バンクーバー・ルックアウト:約$13
- 現地発着ツアー
- ビクトリアとブッチャートガーデン1日観光:約$200~
- シアトル1日観光:約$150~
2. お土産代・お小遣い
個人差がありますが、1~2週間で約3万円程度が目安です。
※お土産代は別途計算してください。
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国(都市)や期間によって費用は異なります。詳細については、ぜひ「お見積もり依頼」よりお問い合わせください!