秋が深まり、来年の春休みや夏休みの留学について
ご相談をいただくことが増えてきました。
その中でよく聞かれるのが、
「どうしてカナダなんですか?」というご質問です。
カナダの魅力は、
治安の良さ、教育の質の高さ、豊かな自然など、
たくさんあります。
でも今回は、私がいちばんお伝えしたい魅力をひとつだけ
お話しさせてください。
カナダ留学の魅力は「世界中の人と出会えること」
ひと言で言うと、
カナダは、カナダにいながら、いろいろな国に留学するのと同じ経験ができる国です。
カナダは、世界中から移民を受け入れてきた多民族国家です。
街を歩けば、
アジア、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ…
本当にさまざまなルーツを持つ人たちが、
同じ街で、当たり前のように暮らしています。
学校のクラスメイトも、
放課後に立ち寄るお店の人も、
バスで隣に座った人も、
それぞれ違う国の文化を背景に持っていることが珍しくありません。
出会いから「もっと知りたい国」が見つかる
こうした環境で過ごすと、
不思議なことが起こります。
例えば、仲良くなった友達がブラジル出身だったら、
その子が話すポルトガル語の響きが気になったり。
韓国やメキシコの友達から、その国の食べ物やお祭りの話を聞いたり。
「この国のこと、もっと知りたい」
「いつか、この国に行ってみたい」
そんな次の興味の扉が、出会いの中から自然と開いていくのです。
カナダへの留学がきっかけで、
カナダ以外にも「好きな国」が見つかる。
これは、多文化の国カナダならではの大きな魅力だと思います。
そしてもうひとつ。
英語を母国語としない人同士が、英語を使って笑い合い、通じ合う。
この経験は、
「完璧じゃなくても、英語で人とつながれるんだ」
という大きな自信につながります。
ホームステイ先は「白人限定」「カナダ人限定」がいいの?
ホームステイのご希望を伺う中で、
「白人のご家庭がいいです」
「カナダ人のご家庭限定でお願いしたいです」
というお声をいただくことがあります。
初めての留学で、
「カナダらしい家庭で過ごさせてあげたい」と思われるのは、
親心として自然なことだと思います。
ただ、正直なところ、
それはとてももったいないと私は感じています。
バンクーバーの「普通の暮らし」は、多文化そのもの
例えばバンクーバー周辺(メトロバンクーバー)では、
住民の約4割が海外から移り住んできた方で、
ヨーロッパ系(白人)以外のルーツを持つ方が半数を超えています。
(カナダ統計局・2021年国勢調査より)
つまり、さまざまな国にルーツを持つ人たちが一緒に暮らしていることこそが、
バンクーバーの「普通の生活」であり、カナダの文化そのものなのです。
移民のご家庭といっても、
その多くはカナダで長く暮らし、カナダ国籍を持つ「カナダ人」です。
家庭では英語で会話をし、
カナダの暮らしを大切にしながら、
自分たちのルーツの文化も大事にしています。
そんなご家庭で過ごすことは、
「カナダの今」と「世界の文化」を同時に体験できる
とても贅沢な時間です。
ホストファミリー選びで本当に大切なこと
私たちが受け入れ家庭を選ぶときに大切にしているのは、
人種や出身国ではありません。
- 留学生を温かく迎え入れてくれる人柄かどうか
- 家族の価値観や、これまでの受け入れの様子
- お子さまが安心して過ごし、成長できる家庭かどうか
この視点で、現地のコーディネーターと一緒に見極めています。
実際に、さまざまなルーツを持つご家庭に滞在した生徒たちが、
「家族のように大切にしてもらえた」と
帰国後も連絡を取り合っていることは少なくありません。
まとめ
- カナダは多民族国家。カナダにいながら、いろいろな国に留学するのと同じ経験ができる
- アジア、南米、ヨーロッパ、中東など、世界中の人との出会いがある
- 出会いから「もっと知りたい国」「行ってみたい国」が見つかることも多い
- バンクーバーでは多文化が「普通の暮らし」。ホームステイ先を白人やカナダ人に限定するのはもったいない
- 大切なのは人種ではなく「お子さまが安心して成長できる家庭かどうか」
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「執筆:小林正也(グローバルセント代表)」


