カナダ留学ブログ
小林 正也
この記事の監修者
小林 正也
Masaya Kobayashi

有限会社グローバルセント 代表取締役

【歴22年以上のカナダ留学エキスパート】

2003年の創業以来、中高生のカナダ留学を中心にサポート。自身も海外での苦労と感動を経験したことから、「一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドの留学」を信条とする。これまでに送り出した生徒は1500名を超え、現地の学校やホストファミリーとの深いパイプを持つ。

保有資格: 総合旅行業務取扱管理者 / RCA留学アドバイザー

モットー: 「留学を通して人生を豊かにすること」

出発前のあなたへ。

初めて一人でカナダ留学へ行く君に、どうしても伝えたいこと。

あと数週間で、あなたはカナダへ旅立ちます。

スーツケースを準備したり、
パスポートを確認したり、
ホストファミリーへ挨拶のメールを送ったり。

少しずつ「留学」が現実になってきた頃ではないでしょうか。

楽しみな気持ち。

その一方で、

「友達ができるかな。」

「英語が通じるかな。」

「ホームシックになったらどうしよう。」

そんな不安もあると思います。

でも安心してください。

23年間、この仕事を続けてきて、たくさんの中高生を送り出してきました。

出発前は、みんな同じように期待と不安でいっぱいです。

そして、帰国すると多くの子が口をそろえてこう言います。

「行って良かった。」

だから今日は、これから留学へ出発する皆さんへ、どうしても伝えたいことがあります。

① 日本の「当たり前」を、世界の当たり前だと思わないこと。

日本は、本当に素晴らしい国です。

時間は正確。

電車もほとんど遅れません。

店員さんは親切。

落とした財布が戻ってくることも珍しくありません。

でも、それは世界では当たり前ではありません。

カナダにはカナダの文化があります。

生活習慣も違います。

価値観も違います。

ホームステイでは、

食事の時間。

食べるもの。

シャワーの使い方。

家族との距離感。

日本とは違うことがたくさんあります。

そんな時、

「日本ではこうなのに。」

ではなく、

「カナダではこうなんだ。」

そう考えられる人ほど、留学は何倍も楽しくなります。

文化の違いは、「間違い」ではありません。

新しい価値観との出会いです。

② 上手くいかないのが当たり前。

英語が聞き取れない。

食事が合わない。

バスを乗り過ごす。

友達へ話しかける勇気が出ない。

そんなことは、みんな経験します。

でも、それでいいんです。

もし何でも最初からできるなら、わざわざ海外へ行く必要はありません。

留学とは、

「できないこと」に挑戦する場所です。

失敗した数だけ、

悔しい思いをした数だけ、

人は成長します。

だから、失敗を恐れないでください。

失敗は、留学が順調に進んでいる証拠です。

③ 指示を待つ人ではなく、自分から動く人になる。

友達は待っていてもできません。

ホストファミリーも、

学校の先生も、

クラスメイトも、

あなたが話しかけてくれるのを待っているかもしれません。

英語が完璧である必要はありません。

“Hello!”

“What is your name?”

その一言だけで十分です。

留学を楽しめる人は、

英語ができる人ではありません。

自分から一歩踏み出せる人です。

勇気は、一度使うと少しずつ増えていきます。

保護者の皆さまへ。

④「手伝う」と「代わりにやる」は違います。

ここからは、保護者の皆さまへお伝えしたいことがあります。

お子さまが初めて一人で海外へ行く。

心配になるのは当然です。

だからこそ、

荷物を準備してあげたくなる。

忘れ物がないか確認してあげたくなる。

ホストファミリーへのメールも代わりに送ってあげたくなる。

そのお気持ちは、とてもよく分かります。

しかし、一度だけ考えてみてください。

この留学は、誰の留学でしょうか。

親御さんの留学ではありません。

お子さま自身が、自分の力で成長するための留学です。

荷物を準備すること。

持ち物を確認すること。

ホストファミリーへ連絡すること。

これらもすべて、「留学」の一部です。

親がやってしまえば簡単です。

でも、その「簡単」が、お子さまから成長する機会を奪ってしまうことがあります。

現地では、困った時に親はいません。

だからこそ、日本にいる今から、

「自分で考え、自分で行動する」

練習を始めてください。

もちろん、困った時は助けてあげてください。

答えを与えるのではなく、一緒に考える。

それが、本当のサポートだと思います。

⑤ 出発したら、お子さまを信じてください。

もう一つ、お願いがあります。

留学中は、できるだけ連絡を取らないようにしてください。

「今日はどうだった?」

「友達はできた?」

「ご飯は食べた?」

聞きたくなる気持ちは、とてもよく分かります。

でも、その連絡が、お子さまの心を日本へ引き戻してしまうことがあります。

現地で少し寂しくなった時、日本との連絡が多いほどホームシックが強くなってしまうケースを、これまで何度も見てきました。

また、何かあるたびに日本へ相談する習慣がつくと、

自分で考える。

先生へ相談する。

ホストファミリーへ伝える。

現地スタッフへ助けを求める。

こうした「海外で生きる力」を育てる機会も減ってしまいます。

もちろん、緊急時や必要な連絡は別です。

でも、それ以外は少しだけ我慢して、お子さまを信じて待ってあげてください。

私たちも現地スタッフと連携しながら、お子さまを見守っています。

本当に困ったことがあれば、すぐにサポートします。

だから、安心して送り出してください。

留学は、お子さまだけでなく、親御さんにとっても「子離れ」という新しい一歩です。

手を離すことは、決して愛情が足りないということではありません。

「あなたなら大丈夫。」

そう信じて見守ることも、親だからこそできる大切な応援です。

最後に

留学は、英語を学ぶためだけのものではありません。

自分を知るための時間です。

思いどおりにならないこと。

文化の違い。

言葉の壁。

失敗。

寂しさ。

すべてが、これからの人生の財産になります。

そして、私は23年間、多くの中高生を送り出してきましたが、一つだけ共通していることがあります。

それは、

留学で大きく成長した子ほど、「すべてが順調だった子」ではなく、「たくさん失敗した子」だったということです。

だから、失敗を恐れないでください。

完璧を目指さなくて大丈夫です。

自分で考え、

自分で行動し、

困ったら周りの人に助けを求める。

その経験こそが、留学で得られる一番大きな学びです。

この夏、カナダには、日本では出会えない景色があります。

日本では出会えない人たちがいます。

そして、日本ではまだ知らなかった「自分」が待っています。

どうか、自分を信じて一歩を踏み出してください。

そして保護者の皆さま。

お子さまを信じて、少しだけ手を離してあげてください。

その「見守る勇気」が、お子さまの大きな成長につながります。

いってらっしゃい。

グローバルセント
代表 小林 正也

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