カナダ短期留学・ホームステイで見えてくる「伝える」ということの本当の意味
中学生・高校生が短期留学に出発して最初にぶつかる壁――それは、やはり「言葉=英語」です。
どれだけ英語の授業で良い成績を取っていても、英会話教室に通っていたとしても、実際に現地に行って人と話すとなると、まるで別世界。「通じるだろうか」「聞き取れるだろうか」と不安になるのは、ごく自然なことです。
ホームステイ先のリビングで、朝食のテーブルで、学校のバスの中で、最初は戸惑いと緊張で固まってしまう中高生も多くいます。
それでも、不思議と“通じる”ようになる
ところが、ホームステイ生活も3日、1週間と過ぎていくうちに、「なんとなく分かる」「なんとなく伝わった」という瞬間が、少しずつ訪れます。
単語のひとつひとつが意味を持ち、ジェスチャーや表情を添えることで、想いが届いていく感覚。
この最初の“言葉の壁”を乗り越えた時、子どもたちは目に見えて変わっていきます。
「英語って通じるんだ!」
「自分にも伝えられるんだ!」
そんな小さな成功体験が、次の挑戦への一歩を後押ししてくれます。
そして、次の“もっと高い壁”に気づく
けれどその先には、また別の壁が立ちはだかります。それは、「もっと伝えたいのに、伝えきれない」壁です。
ホームステイ先の家族や現地の人々は、留学生のバックグラウンド(たとえば日本の文化や考え方、日常生活、価値観)にとても興味を持っています。
「日本ではどうなの?」
「あなたはどう思うの?」
「それってなぜ?」
こうした問いかけに、どう応えたらいいのか。英語力以前に、「自分は何を伝えたいのか」が問われる瞬間です。
ある高校生が言っていました。
「カナダに来て、自分が“日本人”だってことを、初めて強く意識した気がします。」
この“伝えたいのに伝えきれない”もどかしさが、またひとつの言葉の壁となって子どもたちの前に立ちふさがるのです。
言葉とは、「自分を表す道具」であるということ
あるカナダ人ホストマザーがこんなことを言っていました。
「この子、楽しんでるのか、つまらないのか、ちっとも分からないのよね。表情も乏しいし、何を感じているのか言葉にしてくれないと、こっちも不安になっちゃうの。せっかくカナダに来たんだから、カナダでの生活を楽しんでほしいのよ!」
ここに表れているのは、「表現」という課題。単に単語を並べるのではなく、表情や仕草、声のトーンを通して、自分の気持ちを伝える力もまた、留学生活の中で重要な要素なのです。
日本では“察する文化”が当たり前ですが、海外では「自分の想いは自分の言葉で、態度で、はっきり表す」ことが求められます。
中高生のうちにこのギャップに出会うことは、実はとても大きな財産になります。
留学で得るのは「語学力」だけではない
中学生・高校生の短期留学では、「英語を学ぶこと」だけがゴールではありません。
言葉の壁を乗り越え、自分の気持ちや考えを伝える力、相手の文化を尊重しながらも、自分自身のアイデンティティを再発見する力。それらすべてが、中高生の心に大きな成長として残っていきます。
留学を迷っている中学生・高校生、そしてその保護者の方へ。
言葉の壁は、決して“怖いもの”ではありません。
それはむしろ、自分自身と向き合うための、かけがえのない“きっかけ”です。
グローバルセントでは、初めての留学でも安心して踏み出せるサポート体制を整えています。
小さな勇気が、きっと世界を変える第一歩になります。
あなたの挑戦を、私たちは応援しています。
中学生・高校生のホームステイ(短期留学)体験談
中高生向け短期留学×ホームステイに参加した先輩たちのリアルな体験談をご紹介!初めてでも安心できる理由とは?
1日目バンクーバーに到着!!飛行機の中でちゃんと寝てなかったせいで時差ぼけに・・・空港から現地スタッフの方に車でホストファミリーの家まで送ってもらい、つい にファミリーと対面!緊張したけどホストマザーが明るく迎えてくれて広い部屋も準備してくれていました。
ホストファミリーが「家族の一員」として迎えてくれたおかげで、気を張ることなく英語環境を楽しめました。誕生日にはサプライズパーティーを開いてくれ、英語やフランス語、日本語でバースデーソングを歌ってもらい感動。現地の人々との交流も多く、カナダの文化に触れながら貴重な体験ができました。
カナダでの短期留学を通じて、英語力だけでなく異文化理解や挑戦の大切さを学びました。最初は緊張していたホームステイも、いつの間にか「第二の家」と感じるほど打ち解け、ホストファミリーとの会話が英語の練習にも。語学学校や現地での出会いも貴重な経験となり、忘れられない時間を過ごせました。
「1か月たった今でも、写真を何度も見て、カナダでの日々を思い出しています。」
1週間という短い間だったけど、日本ではできない体験ができたことを嬉しく思います
短期留学を経験された中高生の保護者の声
今回13歳(中2)での参加だったので、一言でいえば、全ての経験がいい経験になると思っていました。ですので、パスポートの取得、必要なものの購入、携帯電話の手続きなど、準備段階からなるべく一緒に行いました。そして、カナダの広い空、大きな街並み、澄んだ空気から始まり、異文化の中で、初めてでも暖かく受け入れて下さる人々との出会いとコミュニケーションです。決してたくさん話せなくても、笑顔とあいさつを忘れないことの大切さとそれがもたらすもの、もっと伝えたい!理解したい!という気持ちを感じてもらえたらと思っていました。
学校のテストではいつもひどい点を取るのに、英語は好きなんだと言っていたので、楽しい英語経験をさせて今後の人生において選択肢が増えたらいいなと思いました。できるだけ、日本では味わえない体験をさせてやりたかった。
英語の習得の他に海外での生活を知ったり、様々な国や考えを持った方と接することで視野を広げて欲しい。一人で海外に渡航&滞在することを経験することで責任感や達成感、自信を身に付けて欲しい。貴重な体験を通して、いまだからこそ得られる感性や高校生でしかできない思い出を作って欲しい。この経験を今後の生活や人生に活かして欲しい。
アンケートを集計した(親御さまからのリアルな感想)
Q1.ホームステイで中高生の親御さまが子供に期待する3つの効果
Q2.中高生の短期留学にグローバルセントを選んだ決め手BEST3!
Q3.留学前と留学後でお子様に感じた変化は何ですか?
Q4.グローバルセントのサポート体制は安心?口コミ評判から見る3つの強み
Q5.グローバルセント帰国後メッセージ BEST3 / 保護者様の声