言葉より先に、心が通じた瞬間
「うちの子に英語が話せるのかしら」
「知らない国の家庭に入って大丈夫かな…」
中学生・高校生の短期留学を考える時、そんな不安の声をたくさん耳にします。実際、私自身も、言葉の壁を前に戸惑った経験は何度もありますし、今までプログラムに参加した中学生や高校生もみな経験しています。
けれど、ある一言が、その不安をすべて包み込んでくれました。
伝えたいことが伝えられなかった、あの夜
ホームステイ中、どうしても言葉が出てこなくて、伝えたいことが伝わらなかった夜がありました。もどかしさと自己嫌悪でいっぱいになり、「うまく話せなくてごめんなさい」とホストマザーに伝えました。
すると、ホストマザーは優しく、まっすぐにこう言ってくれたのです。
「そんなことはない。あなたはちゃんと話しているじゃない。私は45年も英語を使っているけど、あなたは英語を習ってまだ数年しかたっていないじゃない。大きな差があるわ。それに私たちは言葉が通じないのを苦労しているとは思わないわ。その分、心が通じ合っているじゃない。私たちはあなたを愛しているわ」
それまでずっと我慢していたのに、その言葉を聞いた瞬間、涙があふれました。
通じていないと思っていたのは、「言葉」ではなく「自分の気持ち」でした。
だけど、ホストファミリーはそんな私の気持ちを、ちゃんと受け止めてくれていたのです。
言葉を越えて、心でつながる力
なぜそんなふうに気持ちが通じたのか――
それは、中高生の持つ「柔らかくてまっすぐな好奇心」があったからだと思います。
まだ決まりきった価値観がなく、相手を知ろうとする気持ちに素直。国籍や文化の違いより、「同じ人間」としての共通点を自然と探していくのです。
実際に他のホームステイ先に滞在していた同世代と話したとき、面白い発見がありました。
「自分のホストファミリーの話は聞き取れるのに、他の家の会話になると、全然わからない」
そんな声が多く聞かれました。それはきっと、耳で聞いているのではなく、気持ちで聞いているから。
同じように、**言葉を使って話しているようで、実は“性格で話している”**のかもしれません。
英語力だけじゃない、“暮らしを通じた理解”
短期留学は、ただ教室で英語を習うのとは違います。
ホームステイは、誰かの暮らしに入れてもらう体験です。
生活の中には、たくさんの「言葉以外の伝え方」があります。
食卓で交わす笑顔、洗濯を手伝うときの仕草、一緒にテレビを見て笑ったときの空気…。
そういった積み重ねの中で、気持ちが伝わり、心がつながっていく。
言葉は、そのあとについてくるのだと思います。
留学を迷っているあなたへ
もし今、留学を迷っている中学生や高校生、またその保護者の方がいるなら、どうかこう考えてみてください。
「話せるかどうか」より、「伝えたいと思えるかどうか」。
大切なのは、完璧な英語ではなく、相手を知ろうとする気持ち。
その気持ちさえあれば、言葉の壁は思っているよりずっと低いのです。
そして、そこで得られるものは、英語の力だけではありません。
心でつながる経験、人を信じる気持ち、世界への見方そのものが変わる体験です。
最後に
短期留学で出会う“ホームステイの本質”とは、
言葉を越えて、暮らしの中で心が触れ合う瞬間なのだと思います。
英語がうまく話せなくても大丈夫。
その先にある、言葉以上の出会いが、あなたを待っています。
中学生・高校生のホームステイ(短期留学)体験談
中高生向け短期留学×ホームステイに参加した先輩たちのリアルな体験談をご紹介!初めてでも安心できる理由とは?
1日目バンクーバーに到着!!飛行機の中でちゃんと寝てなかったせいで時差ぼけに・・・空港から現地スタッフの方に車でホストファミリーの家まで送ってもらい、つい にファミリーと対面!緊張したけどホストマザーが明るく迎えてくれて広い部屋も準備してくれていました。
ホストファミリーが「家族の一員」として迎えてくれたおかげで、気を張ることなく英語環境を楽しめました。誕生日にはサプライズパーティーを開いてくれ、英語やフランス語、日本語でバースデーソングを歌ってもらい感動。現地の人々との交流も多く、カナダの文化に触れながら貴重な体験ができました。
カナダでの短期留学を通じて、英語力だけでなく異文化理解や挑戦の大切さを学びました。最初は緊張していたホームステイも、いつの間にか「第二の家」と感じるほど打ち解け、ホストファミリーとの会話が英語の練習にも。語学学校や現地での出会いも貴重な経験となり、忘れられない時間を過ごせました。
「1か月たった今でも、写真を何度も見て、カナダでの日々を思い出しています。」
1週間という短い間だったけど、日本ではできない体験ができたことを嬉しく思います
短期留学を経験された中高生の保護者の声
今回13歳(中2)での参加だったので、一言でいえば、全ての経験がいい経験になると思っていました。ですので、パスポートの取得、必要なものの購入、携帯電話の手続きなど、準備段階からなるべく一緒に行いました。そして、カナダの広い空、大きな街並み、澄んだ空気から始まり、異文化の中で、初めてでも暖かく受け入れて下さる人々との出会いとコミュニケーションです。決してたくさん話せなくても、笑顔とあいさつを忘れないことの大切さとそれがもたらすもの、もっと伝えたい!理解したい!という気持ちを感じてもらえたらと思っていました。
学校のテストではいつもひどい点を取るのに、英語は好きなんだと言っていたので、楽しい英語経験をさせて今後の人生において選択肢が増えたらいいなと思いました。できるだけ、日本では味わえない体験をさせてやりたかった。
英語の習得の他に海外での生活を知ったり、様々な国や考えを持った方と接することで視野を広げて欲しい。一人で海外に渡航&滞在することを経験することで責任感や達成感、自信を身に付けて欲しい。貴重な体験を通して、いまだからこそ得られる感性や高校生でしかできない思い出を作って欲しい。この経験を今後の生活や人生に活かして欲しい。
アンケートを集計した(親御さまからのリアルな感想)
Q1.ホームステイで中高生の親御さまが子供に期待する3つの効果
Q2.中高生の短期留学にグローバルセントを選んだ決め手BEST3!
Q3.留学前と留学後でお子様に感じた変化は何ですか?
Q4.グローバルセントのサポート体制は安心?口コミ評判から見る3つの強み
Q5.グローバルセント帰国後メッセージ BEST3 / 保護者様の声